いぬ宿.COM:冬の特集・温泉とは

すっかり寒くなり温泉が恋しくなる季節!でも意外に温泉について知らないことが多いかも。
温泉のことを知って、正しく、気持ちよく、温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか?

そもそも温泉とは?

  • iiyu.jpg温泉法によると、地中から湧出する温水、鉱水、水蒸気、その他のガスで、温泉源から採取される時の温度が25℃以上であるか
  • 定められた水素イオン、総硫黄、ラドンなど19種類の成分のうち1つ以上が規定以上の量を含むものを温泉と呼びます。

なぜ温泉は身体に良いとされているのか?

  • 温泉には温熱効果や(保温、体への刺激その他)リラックス効果など健康増進作用があります。
  • 温泉の効能は、温泉水に含まれる化学成分の薬理作用によるものと、温熱や水圧・浮力といった物理的作用によるものに分けられます。その両者が総合的に体を刺激して、人間が本来持っている自然治癒能力を高めるとされています。

山の温泉

  • 気候による刺激で心臓や血管のトレーニングとなり、呼吸運動も活発になります。
  • また皮膚は寒冷刺激を受けて血行がよくなり、栄養状態が改善され、気分が爽快になります。

海の温泉

  • 海辺や平地の湖畔にある温泉地は緊張感から解放され、静養するのによい環境です。
  • 一般的に夏は涼しく、冬は暖かいので一日の温度差は比較的少なく穏やかに過ごせます。
  • 新陳代謝や心肺機能も高まり、自律神経の安定化といった傾向が見られます。
  • 高齢者や高血圧、呼吸器系の弱い人に向いています。

森林の中の温泉

  • 気温が温和で植物から放出される物質(フィトンチッドなど)が周辺の空気をきれいにしてくれます。森林浴も併せて出来る事が健康にも良い影響を与えます。
  • 自然の緑のよい香りが精神的に快適さを与えてくれます。

9種類の泉質

  • 温泉には、火山噴出物や湧出過程で出合った岩石や土壌の成分などさまざまな化学成分が溶け込んでいます。
  • この化学成分の違いなどにより泉質が分類され、大きく9種類に分けられます。
  • 適応症については、その効果が万人にあるとは限りません。

泉質

適応症

代表的な温泉地

単純温泉

成分など様々だが含まれる量がどれも規定に達しない温泉。

透明で無臭。肌触りが柔らかく、名湯も多い。

日本の温泉施設で最も多い泉質



神経痛・筋肉痛・冷え性・疲労回復など



カルルス(北海道)
薬研・金田一・新甲子・奥鳴子・川渡温泉郷・八幡平温泉郷・土湯・高湯温泉郷(東北)
板室・片品温泉郷(関東)
有明・穂高・栃尾又・駒の湯・下部・丸子温泉郷・美ヶ原・畑毛・奈古屋・奥飛騨温泉郷(中部・甲信越)
熊野本宮温泉郷(近畿)
鹿野・吉岡・湯原・奥津・俵山(中国)
湯布院・鉄輪・明礬・柴石・古湯・熊の川・霧島・南小国温泉郷(九州)

二酸化炭素泉(単純炭酸泉)

二酸化炭素の小さな気泡が出る「泡の湯」

一般に低温だが保温効果が高く。血管を拡張して血液循環を良くする効果がある。



高血圧・動脈硬化・切り傷・やけど

飲用:慢性消化器病・慢性便秘



唐沢鉱泉・湯屋温泉(中部・甲信越)

炭酸水素塩泉(重曹泉、重炭酸土類泉)

ナトリウムを含む重曹泉と カルシウムイオンなどを含む重炭酸土類泉の2種類がある。

肌が滑らかになり、入浴後に清涼感がある。



切り傷・やけど・慢性皮膚病

飲用:慢性消化器病・糖尿病・痛風・肝臓病



フゴッペ温泉・幕別・濁川温泉・洞爺湖温泉・愛山渓温泉・糠平温泉・天塩川温泉(北海道)
塩原温泉・下仁田温泉・鹿沢・飯岡温泉(関東)
奥鳴子・川渡温泉郷・田沢湖高原温泉郷・国見温泉・千貫石温泉・裏磐梯温泉・土湯温泉(東北)
中子沢温泉・笹倉温泉・赤倉温泉・潮来温泉・白山温泉郷・平湯・小坂温泉郷・小谷・奥飛騨温泉郷(中部・甲信越)
十津川温泉郷・龍神温泉郷(近畿)
吉井・天草下田・長湯・隼人・新川渓谷温泉郷・霧島温泉・南小国温泉郷(九州)

塩化物泉(食塩泉)

食塩を含んでいる温泉。入浴後、皮膚に付いた食塩が汗の蒸発を防ぐため、保温効果が高く高齢者向き。

日本の温泉施設では、単純温泉に次いで多い泉質。



切り傷・やけど・慢性皮膚病・慢性婦人病

飲用:慢性消化器病・慢性便秘



ニセコ温泉郷・十勝岳温泉郷・然別峡・湯ノ岱・幕別・ながぬま・豊富(北海道)
奥鳴子・川渡温泉郷・八幡平温泉郷・夏油・秋ノ宮・碁点・肘折温泉郷(東北)
奥飛騨温泉郷・白山温泉郷・沓野・関・燕(中部・甲信越)
湯ノ口温泉・浜坂温泉郷(近畿)
三瓶/中国  雲仙・小浜・壱岐湯ノ本・鉄輪・明礬・柴石/九州

硫酸塩泉

動脈硬化の予防になる「中風の湯」。

硫酸イオンが主成分で、カルシウムを含む石膏(せっこう)泉、ナトリウムを含む芒硝(ぼうしょう)泉、マグネシウムを含む苦味(くみ)泉がある。



動脈硬化・切り傷・やけど・慢性皮膚病

飲用:糖尿病・痛風・胆石・慢性便秘



ニセコ温泉郷・恵山温泉郷・盃・洞爺(北海道)
遠刈田温泉・白石湯沢温泉・須川・真湯温泉・湯田川・巣郷温泉・蔵王温泉(東北)
箱根強羅温泉・四万・上牧・奈女沢・湯宿・川古・法師温泉(関東)
白山温泉郷・赤倉温泉(中部・甲信越)
久美の浜温泉郷・浜坂温泉郷(近畿)
岩井温泉(中国)

含銅ー鉄泉

銅、鉄分を含み、わき出した時は無色透明だが、空気に触れると褐色になる。

強酸性の鉄泉は、乾燥肌の人には向かない。



月経障害・慢性皮膚病

飲用:貧血



寺山鉱泉(関東)
鯰温泉・長良川温泉(中部・甲信越)
有馬温泉(近畿)
明礬温泉・霧島温泉(九州)

硫黄泉

古くなったゆで卵のような硫化水素ガスのにおいが特徴。

源泉やガスの噴気口には黄白色の硫黄が結晶し、「湯の花」になる。

刺激が強く、乾燥肌の人には向かない。



慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・糖尿病・高血圧・動脈硬化

飲用:糖尿病・痛風・便秘



ニセコ温泉郷・北湯沢・芦別・雌阿寒(北海道)
酸ヶ湯・蔵王・銀山・須川・真湯温泉・田沢湖高原温泉郷・八幡平温泉郷・土湯・高湯温泉郷(東北)
日光湯元(関東)
奥飛騨温泉郷・弥彦・岩室・六日町・関・燕・田沢・沓掛・白骨・有明・穂高・白川郷平瀬(中部・甲信越)
十津川温泉郷・熊野本宮温泉郷(近畿)
塩江(四国)
雲仙・小浜・湯の鶴・南小国温泉郷・霧島温泉(九州)

酸性泉

特に酸性の強い温泉で、殺菌性が高い。

強い刺激があり湯ただれを起こすことがあるので、肌の弱い人は長湯をしない。

高齢者、乾燥肌の人はあまりむかない。



慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・糖尿病・高血圧・動脈硬化

飲用:糖尿病・痛風・便秘



登別温泉・層雲峡温泉・川湯温泉・十勝岳温泉

放射能泉

微量のラジウムやラドンなど放射能をを持つ元素を含む。

温泉中に含まれる放射能は気体で体内に摂取後、間もなく呼吸とともに
排出される。



痛風・動脈硬化・高血圧・胆石・慢性皮膚病・慢性婦人病

飲用:痛風・慢性消化器病・神経痛・胆石



増富(中部・甲信越)
るり渓高原(近畿)
関金・湯来・湯の山・矢野・三丘・湯ノ浦(中国)
古湯・熊の川・筑後川温泉(九州)


掲載した内容は、社団法人民間活力開発機構様から許諾を受け「温泉郷.com」より抜粋掲載いたしました。